2025/09/20 15:39

東京出店に行ってきました!


場所は高円寺、Hoipoi。

島原物産展と題して、島原半島からサモエドレコード、食堂COSTA、写真家たらちね、花と喫茶水と木、アイスソルベのRcinqfamilleの5件。

高円寺からは本屋のヤンヤン、そして場所を貸してくださったHoipoi。

そして浮さんが声をかけてくれたアーティストたち。初日はクララズ、白と枝、サボテンネオンハウス。2日目は浮、GOFISH、井出健介さん、藤井邦博さん。

デザインは浦川さん。

そしてネグラのお二人。


書いてみただけでもすごい豪華なメンバーでした。


書ききれないドラマがたくさんあったのですが、とにかくたくさんの島原や長崎にルーツがある人、縁がある人、訪れたことある人が来てくれて、いろんな長崎の地名が飛び交っていました。湯江〜!とか、堂崎〜!とか、大波止〜!とか。みんな嬉しそうでよかった。


東京生まれ、東京育ちという女の子と話している時に「みんな、自分たちのルーツが話せるのがすごい。」「私は父と母の出身と、従兄弟たちがどこにいるかくらいしか知らない」って言っていて、確かに、みんな大元はどこらしいとか、先祖は漁師とか農家とかクリスチャンとか、いろんなことを話せる、気がする。

それは長崎という土地が、神道と仏教と儒教とキリスト教が入り混じり、根底に外国が近くて交流があること。その中でも島原半島は人間が一掃された歴史があって、入植者が多いこと、違う藩の飛地もあること、とか。とにかく文字通り人も文化も宗教もちゃんぽんしてる場所だから、〇〇の〇〇っていう背景が大事なアイデンティティだったんだろうね、という話でした。


このイベントも、というかHoipoiという場所が、これまたいろんなジャンルや人やルーツの人がちゃんぽんしてる感じがあって、すごく私たちの肌に合っていて、ずーっとホームにいるような感覚でした。


私はちょうどコロナ前くらいに、高円寺でしばらく暮らしていたことがあったから、懐かしくもあり、やってること今も昔も変わらないなと思えて、嬉しかった。


彼らが大切にしていることを、私も大切にして行けたらいいな、どんな場所に行っても、島原でなくても。


また来年も高円寺に行きたいな!




2025.9.14〜15 高円寺Hoipoi前にて。